1955年(昭和30年)SEIKO社より国産初の自動巻腕時計が発売されました。
その後、1959年、当時のベストセラーであった｢マーベル｣をベースにした二代目自動巻
｢ジャイロマーベル｣(キャリバーナンバー290)が発売。
その290キャリバーの後をうけ、1960年(昭和35年)に発売されたのが
このセイコーマチック(キャリバーナンバー603)です。
先行して発売され、圧倒的な販売実績をあげた「クラウン」で標準化された12型のムーブメントと
大型のテンプ、３D装置(S-2型耐震装置(ダイアショック)、特殊合金ゼンマイ(ダイアフレックス)、
保油装置(ダイアフィクス))搭載により耐久性も向上しました。
その後、「○○マチック」と名の付いた時計は普及品から高級品まで数多く作られますが、
その多くの源流となったのがこの「セイコーマチック 62系」です。

商品No.w－033　セイコーマチック　62系
価格　￥25,000
製造開始　1960年(昭和35年)　諏訪工場
キャリバーナンバー　603　(6201B)
略号MA
機械落径　27.60㎜
機械厚み　4.70㎜
テンプ振動数　18,000回／時